早朝、車中から東の空を眺めた（5月20日）

　早く目が覚めた。まだ早いと思ったけど、思い切ってベッドから起きて外に出た。日の出前だが、もう東の空はほんのり明るかった。車の中に入って缶コーヒーを開けた。

　まだ日が昇る前の東の空に、左下の「ふち」だけが明るいお月さんが見えた。腕時計を見ると4時40分だった。

最初見た時は気づかなかったが、2回目にお月さんを見た時は、ビルとビルの間に走っている電線と重なってお月さんがあった。そして少し見ていると、なんと、お月さんは少しずつ右上に動いているのに気づいた。電線から右上に離れていくのだ。少しずつだが、確実にお月さんは動いていた。心臓がドキドキした。これは地球の自転？公転？　頭が少し混乱した。

早朝の車中で、大自然の、いや宇宙の営みを感じた。