リラックスの大切さ - 魂の解放
愛を受けて育った人はリラックスしている。愛とは「あなたはそのままでいいのだよ、変わろうと頑張る必要はないよ」、というメッセージである。しかし、完璧に愛を受けた人はこの世に存在しないので、みな若い時は大なり小なりリラックスできない状態にいる。つまり、大なり小なり自分はこのままでは駄目だ、と感じている。だからプレッシャーを感じリラックスできない。リラックスできていない状態、つまり苦しい状態が必ず誰にでも程度の違いはあるけれどある。そこから少しでもよりリラックスした状態になるためには、①まず自分が苦しい状態にあることをしっかり認識する。②なんとか苦しい状態から解放されようとがんばる、もがく。(この時がとても苦しい)③いくらがんばってももがいても状況は改善されず、時として悪化する。④がんばるのを止める、つまりあきらめる。⑤リラックスする。という過程を経ることが多い。あきらめるとは、もう自分はこのままでいいよ、と自分に言い聞かせることである。そう、がんばるのを止めたらリラックスする、つまり魂が解放される。つまり頑張ることは必要なのである。頑張っている時は苦しい。そして、もー頑張るのやーめた!となった時、楽になる。苦あれば楽あり、なのだ。
言い換えれば、親や他の大人が言ってくれなかったセリフ「おまえは、全くもって、変わろうとして頑張る必要はないよ」を自分が自分に言うことが魂の解放につながる。
もがいている時、頑張っている時は、とても苦しいので、酒、ギャンブル、セックス、薬、過度の飲食、過度のショッピングなどに走ることが多い。そのため肉体や精神を傷つけて寿命を短くする。でもね、それでいいのだ。それが人間さ。みんなそうやで、神様だけやで、完璧なのは。
追伸;がんばっていいのは自分がやりたいことを完成させようとするときだけ。その時はがんばりが魂の解放につながる。